審美歯科

必見!歯に着色しやすい人にはこんな特徴があった!

2018.06.28
最近歯が黄色っぽくなってきた気がする、歯をクリーニングしてもすぐに着色してしまう、という人もいらっしゃるのではないでしょうか。歯に着色してしまうと、人とのコミュニケーションも億劫になってしまいますね。歯医者で歯に着色してしまいやすい人を見ていると、ある程度共通点があることがわかります。今回は歯に着色しやすい人の特徴について、そして歯を着色させにくくするにはどうすればよいか、ということについて詳しくご紹介していきます。人に比べて歯の着色が早いみたいで気になる!という人はぜひ参考にしてみてください。

他の人より歯に着色しやすい、という人に見られがちな特徴

他の人より歯に着色しやすい、という人に見られがちな特徴
他の人に比べて歯が着色しやすい、という人に見られがちな特徴として、次のようなものが挙げられます。

●紅茶、コーヒーなどをよく飲む
お茶類には渋み成分(タンニン)が含まれており、歯に一旦着色すると歯磨きでは取れません。コーヒーにはカフェインが含まれており、歯を覆う被膜にくっつき、黄ばみなどの原因になります。

●赤ワイン、カレーなど色の濃いものをよく口にする
赤ワインにもお茶同様、タンニンが含まれますので着色しやすいと言えます。また、カレーやケチャップ、ミートソースのような色の濃いものを頻繁に食べる人も歯が黄ばみやすくなります。

●タバコを吸う
タバコにはヤニの成分、タールが含まれているため、一度こびりつくと歯磨きどころか、歯医者でのクリーニングでも落とすのに苦労するほどです。また、ヤニは見た目を悪くするだけでなく、有害物質を放出し続けると言われており、健康のことを考えても放置するのは良くありません。

●歯石がつきやすい
歯石のたまりやすさは人それぞれです。歯石がつきやすい人は、そのざらついた表面に色素がつきやすくなります。

●歯並びが悪い
歯並びがデコボコに並んでいる場合、歯ブラシが当たりやすい部分、当たりにくい部分が出てきてしまいます。引っ込んだ部分というのは歯ブラシが当たりづらく、その分着色がつきやすくなります。

●口の中が乾いている(ドライマウス)
口の中がたっぷり唾液で覆われていると、自浄作用が働き、歯の表面が自然にある程度洗浄されるようになっています。しかし、何らかの原因で唾液が減ったり、乾いてしまうと、食べ物や飲み物の着色が歯の表面に残りやすくなります。ドライマウスは加齢現象でも起こりますが、最近ではストレスやあまり噛まない食生活、口呼吸、スマホなどの影響であまり喋らない、ということが原因でドライマウスになる人が増えていると言われています。

●研磨剤のたっぷり入った歯磨き粉を使っている
着色がつきやすい人は「歯を白くする」歯磨き粉などを使っていることも多いものです。しかし、歯を白くすると謳っている歯磨き粉の多くは、研磨剤を多く使用しており、歯の表面を削って白くしています。このような歯磨き粉を乱用していると、歯に多くの傷が付くようになってしまい、結果的に「すぐに着色しやすい」という皮肉な結果に終わってしまうことがあります。

●研磨剤の入っていない歯磨き粉を使っている
ジェルタイプの歯磨き粉のような、研磨剤が入っていない歯磨き粉を使っている場合、歯に傷がつかないという点では優しいのですが、着色しやすくなります。

●歯にプラスチックの詰め物、被せ物が入っている
歯にプラスチックの詰め物が入っている、もしくはプラスチックの被せ物が入っている場合、プラスチックには傷がつきやすいため、着色しやすくなります。

歯の着色を防ぐためにできること

歯の着色を防ぐためにできること
歯の着色がつきやすい場合の対策として次のようなことが挙げられます。

1.色の濃いものはなるべく控える
着色しやすい人のほとんどは色の濃いものをよく口にしています。なるべく着色を防ぎたければ、頻度を減らすのが一番です。

2.タバコは吸わない
タバコは歯の美容にとっても健康にとってもいいことはありません。極力禁煙することをお勧めします。

3.着色しやすいものを口にしたらすぐに口をゆすぐか水を飲む
着色しやすいものを口に入れたら、歯に沈着する前に水を飲むかうがいをするのも効果的な方法です。

4.歯医者で定期的にクリーニングを受ける
歯の着色を取り除くには歯医者でのクリーニングが最も歯を傷めず、最適です。また、歯石はどうしてもたまってしまいますので、歯の健康のためにも少なくとも半年に一回は取り除くようにしましょう。

5.唾液を出すような生活を心がける
唾液が減ると歯に着色しやすくなりますので、「よく噛む」「よく喋る」ことで唾液腺を刺激するようにしましょう。口が渇いた時はノンシュガーのガムを噛むのもおすすめです。

6.口呼吸をしないようにする
鼻炎やアレルギーで鼻が詰まって口呼吸になってしまっている場合、鼻づまりを改善して口呼吸をなるべくしないように注意しましょう。口呼吸は歯に着色しやすい他にも体にとって多くのデメリットがありますので、極力やめることをおすすめします。

7.歯並びが原因の場合、矯正治療を考慮に入れる
歯並びが原因で着色しやすい場合には思い切って矯正治療を受けるのも一つの方法です。歯並びがよくなると見た目もよくなりますが、歯や歯茎、体まで健康になるという効果も付いてきます。


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